学校はもっと楽しい場所にできるはず
誰でも一度は通ったことのある「学校」
楽しかった思い出のある人
辛い思い出がよみがえる人
学校はただの通過点だと考えていた人
さまざまな思いがそこにはあるでしょう。
しかし、ひとたび卒業し、外から眺める学校はなぜか遠く霞んでいて実態が見えてこない。
ましてや、保護者として子どもを通わせる立場になると、ますますかけ離れた存在だということを思い知らされる。
なぜ、学校はこんなにも遠い存在となっているのか?
誰もが知っているはずの「学校」は、その中を覗くことができないブラックボックスのような場所です。
今、「学校」を取り巻く環境はいつになく厳しい状況です。
以前は、聖職とさえ言われていた教師は、今や質の担保が難しい状況になりました。職場の環境も、どの企業より「ブラック」となり、若い人材の確保が難しくなりつつあります。
子どもを取り巻く環境も大きく変化し、学校へ行く意味を見出せなくなっています。いじめや不登校などの問題は、解決どころか深刻さを増すばかりです。
さらに、学力の低下、学力格差、体力低下など、高度な公教育制度と言われているのに、その恩恵は全く子どもへの教育に反映されていません。
本来、子どもへの教育を協力する関係にあるはずの保護者との乖離も歯止めがかからず、お互いが不信感をもっているのが現状です。
学校は社会の縮図
この言葉のもつ重みを痛感しています。
2010年、教育を変えたいという思いから、
「それなら教育の現状をこの身で感じる必要がある。」
と考え、私は教員になりました。
このままで日本の教育は大丈夫なのだろうか?
そこで見てきた学校の現実
これからの将来を担う子ども達
今までの教育を受けて育った大人
日本がこれから目指す未来
今、まさに学校に通い日々成長をしている子どもたちがこれからの日本を、そして世界を創っていきます。
そんな学校が今どんな状況にあるのか
私たちはこれから子どもたちに何を残せるのか
「学校」はどうあるべきなのか
世界が加速度的に目まぐるしく変化する現代において、この10年余り、学校で見聞きしてきたことを発信したい。
そして、未来のあるべき「学校」の形を創っていきたい。
それがこのブログの目的です。
一緒にこれからの教育について考え、未来の学校の形を探ってみませんか?
春名 佑紀