教師の適性①  あなたは幸せですか?

教員向け

こんにちは。春名佑紀です

昨日まで、学級経営について20回にわたって記事を書いてきました。
まだ書きたいことはあるので、不定期に書いていきたいと思いますが、
今日からテーマを変えていきたいと思います。

ずばり、テーマは

教師の適性

とはいえ、
これは人によって見解が異なると思うし、
偉い先生たちが様々な形で書いていると思うので、
私は、いつも通り、独自の視点で書いていきます。

正直、どのくらいのシリーズになるか書いてみないとわかりませんが、
ネタが尽きるまで。

では早速最初のテーマはですが、
その前に、質問します。

「あなたは今幸せですか?」









えっ?
急に?
なんで?

と思いますか?

まあ、あまり考えずに答えてみてください。
あっ、もちろん、心の中でいいですよ。

さて、今、あなたがそう誰かに聞かれたとして、
どんな答えを出すでしょうか?

 

人によっては様々な答えが出てくるでしょう。

ずばり、

「私は幸せだ」

と答えられる人が教師に向いていると私は思っています。

理由は3つです。

1つは、教師は職業の中でも

「なりたくてなる仕事」

だからです。

教師になるには、大学で免許を取るために単位を取り、
公立にしろ私立にしろ、試験を受けてその仕事を得るものです。

単純に民間の就職活動とは比較ができませんが、
同じ業種、同じ職種を狙って就活を進めても、
採用されるかわかりませんし、
人気の会社であればライバルも多くなります。

また、入社してからその仕事に就けるかは確実ではないし、
異動などで職種替えもなくはありません。

入ってから「こんなのではなかった」と思うかもしれないところは、
民間も教師も変わらないかもしれませんが、
少なくとも、

「教師になりたくない」

という人は、採用試験受けませんよね?
最初から教師を考えていない人は、教育学部に進みませんよね?

つまり、思いの大きさに違いはあれ、

「教師になりたい」

と思ったあなたが、教師になれたということです。

これってとても幸せなことではないですか?

自分の夢を叶えたってことですよね。
これは誰にでもできることではありません。

最初に子どもの前に立った時は、達成感や高揚感があったと思います。
やっとこの仕事に就いたという満足感もあったかもしれません。
とにかく、なりたいと思った仕事に就ける人は決して多くありません。

そのこと1つとってもあなたは幸せなのです。

2つめは、子どもの立場から考えて、

「自分を不幸だと思っている人から教わりたいですか?」

いやですよね。
事あるごとに、不幸オーラを出されたら、嫌になりません?

実際そういう人いますけど、
同じ仕事をしていてもあまりいい気はしないと思います。

少し話がずれるかもしれませんが、
ネガティブな発言が多い人も、できれば敬遠したいですよね。

子どもの前になると変身できるくらいの演技力がある人ならいいのかもしれませんが、
思っていることは外に出ますので、
そんな簡単にとりつくろえるものでもないと思います。

嘘なく
「みんなと一緒にいられて幸せ!!」
といえる教師のクラスは荒れない気がするんですよね。

最後3つめ。
これが一番大事かもしれません。
それは、

あなた自身が幸せとな何かを求める存在であること

最初の質問を聞いた時、
「そんな基準は人によって違うだろう。」
と思った人もいたと思います。

そうなんです。
「幸せ」って

人によって基準も、内容も、感じ方も
ぜーーんぜん違うんです。

だから、

「私は幸せです」

と言ったもん勝ちです。

別にそれに対して、

「いや、あなたは幸せではないと思います。」

と人から言われるものではありません。

ほっとけ!って感じですよね。

極端なことを言えば、
今、幸せだと思っていない人でも、
この瞬間から「幸せ」になれます。

その方が楽しいですよね。

そしてその姿を子どもたちに見せてあげるといいと思うんです。

これからを生きる子どもたちは、私たちが生きてきたこの社会より
もっと幸せの基準があいまいで、
簡単に価値観の座標軸をずらされてしまうと、
自分の立ち位置を見失ってしまうような時代になっていくでしょう。

そんな子どもたちに、教師だからこそ、

今、ここに生きる幸せ

を伝えていけたらと思うんです。

正直、私は一度その幸せを見失ってしまったので、
辞めることにしました。

でも、1年たって、子どもたちに囲まれて生きる生き方は
やっぱり幸せだなって思います。

そりゃ、ブラックだし、
時間外労働当たり前だし、
残業代でないし、
行政の人たちは現場全然わかってないし、
ムチャぶりする同僚も、保護者もいるし、
子どももたまに腹立つし、
体力きついし、眠いし、
わーーーーーーって思うけど、

いろいろ足したり引いたりして、
結果少しでも幸せって思えたら、
素敵なことだと思います。

そしてそれは誰が決めるものでもない、

あなた自身が決めていいものです。

幸せを考えること生きることを考えることと同義だと思っています。

特に小学校の先生は、そんな道しるべでありたいですよね。

 

さて、最初から独自見解炸裂な内容でした。
ご意見、ご感想ありましたら、コメントいただければと思います。

 

ちなみに、私は今幸せです。

 

ともに幸せになりましょう。

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