学級経営講座⑨  子どもは褒めて育てろ!?

学級経営講座

こんにちは。春名佑紀です。

やっと春らしい暖かさになりましたね。
とても過ごしやすいです。

今日の講座は、「褒める」という話。

私が教員になった時に、指導してくださった先生方に言われたこと。

「もっと、子供を褒めなさい!!!」

最初は、それはそれは大変でした。
なんたって、私が褒められて育っていないので、何を褒めていいのかわかりません。

「え~⁉そんなことも褒めるのか?」

と思いましたし。

ただ、褒める効果を実感したのは、私が初任の時に、全然ダメダメだったクラスを、
ベテランの先生が、
「わあー、なんて姿勢がいいんだろうね。高学年みたいだね。」

と言った瞬間、子供の背筋が5㎝伸びました。
中には、10㎝の記録を叩き出した子もいたと思います。

もう、それはびっくり。

ちょっと、ちょっと~、私が言っても普段やらないじゃん……。
軽くショックを受けました。
それからですかね、褒めるというのを意識し始めたのは。

ある先生から言われたことは、今でも忘れません。

「子供と男は褒めて育てるのよ❤️」

なるほど、そうか!と妙に納得したものでした。

実際に「褒める」は効果があります。
特に低学年の場合は効果テキメン。
いつしか、この「褒める」を武器として使うようになりました。

しかし、「褒める」が効果を実感してきたときに、同時に違和感を覚えるようになりました。

たしかに、子供は褒めるとうまくいきます。

子供を「動かしやすく」なるのです。
それでも、私は叱ることの方が多かったかもしれません。
だからこそ、というべきか、褒めるという行為は効果を発揮します。
でも、それは一体「誰のため」なんだろう?と思うのです。

学級経営は、うまくいき始めます。
それは、児童にとってはとても大事なことです。

クラスが荒れると、子供たちの気持ちも落ち着かなくなります。
落ち着いて、授業ができる環境を整えるのは、教師の役割です。

でも、その「褒める」の主体は、「教師」なのです。
言い方を変えると、この褒めるという行為の間にいる「教師」と「児童」の間は、
対等ではありません。

ある種の取引が行われています。
どちらもそんな意識はないかもしれません。
特に子供は、純粋に教師に褒められて嬉しいと感じ、行動を変えていきます。
これは、「正しい行動」の強化には繋がります。

大事なことは、

「褒める」という行動

以上に

「何」を褒めるか

という部分です。


褒めている内容はには、「教員の意図」がどうしても入ります。

こうして欲しい。

こういう行動をとって欲しい。

こうあって欲しい。

そう思うことは決して悪いことではありません。
そういう教師の願いがあってこそ、学級を良くしようとする原動力になります。

でも、そこには

児童を「コントロールしたい」

という気持ちが何処かにあるはずです。

「褒める」は上位者が下位者に対してという矢印に向くように感じますが、
本来は、対等な関係の中で素晴らしい言動に対して尊敬を表すことがではないかと思います。

これは、

親と子

夫婦

上司と部下

先輩と後輩

などさまざまな関係で適応されるものだと思います。

「褒める」ことは決して、自分の都合のいいように動かすための手段ではありません。
そう考えると、教師が児童を褒めるためには、

どれだけ児童を理解すること

が大切かが見えてくると思います。

褒めるポイントも子供それぞれによってちがいます
褒め方も変わります。
クラス30名いたら、それぞれに褒め方や褒めるタイミングが違うはずです。

また、高学年になると褒めるのも難しくなってきます。
より具体的に、より児童を観察し行動や発言を拾ってあげることが必要です。

ちょっと難しい話になってしまいましたが、
まずは児童の行動をたくさん観察して、
たくさん褒めてあげましょう。

児童は、先生に目にかけてもらえたことをとても喜びます。
内容云々はその後ですが、
とにかく褒めることに慣れていきましょう。

東京の花見は今週が最後かな。

あなたの学級経営を応援しています。

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