平成から令和へ 時代の移り変わりと教育

教育全般

こんにちは。春名佑紀です。

いよいよ、平成から令和へと時代が変わります。

でも、きっと日常は驚くほど変化はありません。
今日の延長上に明日があるので、
肌で感じる変化はすぐにはないかもしれません。

私が昭和から平成へと変わったときは、小学校5年生のとき。
小学校卒業が「平成元年度卒」でした。
生意気にも、当時
「平成生まれの人からしたら、うちら古臭いとか言われるのかな」
などと考えていましたが、
まさに元号を2つ越えてしまいました。

昭和の頃でいう明治生まれみたいなものですから、
恐ろしく古い時代の人になってしまうのでしょう。

そう考えると、時代の変化のスピードは目まぐるしいものがあります。
自分が生きてきた40年ほどを切り取ってもみても、
変わってしまったものを挙げるだけで、ブログが終わります。

でも、こんなに社会が変化しているのに、
時代が変わってきているのに、

教育だけが取り残されているように感じます。
学校だって、そこに通う児童・生徒だって、保護者だって、地域だって
様変わりです。
なのに、教育内容がちょこちょこマイナーチェンジされるだけで、
大枠は変わっていません。

議論にはなるものの、ほどんと変わることなく、
先送りされて結局変わらないまま今に至るのです。

学費の無償化も大事ですが、
もっと他にお金をかけるべきところがあると思うのです。

教育は投資です。
未来の国を担う人材を育てる場。
その場しのぎの改革では、50年先の社会に対応できません。

今起こっている社会問題(と言われるもの)も、何十年前の結果です。

令和の時代は、もっと先の未来を見据えた教育改革が行われることを願いたいです。

今、教員の労働時間等の問題に注目が集まっています。
今までなんとなく慣習化していた労働環境に異議を唱える動きは
とてもいい傾向です。

でも、本質はそこではないと思います。

教員として、本来の職務である
「学級経営」「授業実践」「児童への指導」
これからできていれば、こんなに無力感にさいなまれることはないでしょう。

そうでないことに時間も労力も気力も取られ、
本来の職責を果たせない現状に、教員の生命力が奪われているように思います。

もしそれらの実現のために、私に何かできるのなら微力ながら役に立てたいし、
そんな学校が実現するなら、たとえ業務時間が減っていなかったとしても、
現場に復帰したいです。

願うだけでは何も変わりませんが、
とりあえず、

1クラス15人

になるように主張していこうかな。
小学校であれば、これだけで絶対業務も時間も変わるから。

今日もあなたの学級経営と教員人生を応援しています。

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