教師の適性③ 早起きは◯文の徳…

教員向け

こんにちは。春名佑紀です。

教師の適性第3弾は……。

「あなたは早起きは得意ですか?」

私は、現在の専業主婦(という名の自由業)を抜かすと、
4つの仕事をしてきました。
新卒で入った会社はかなりのブラックっぷりで、朝は始発で会社につくのは7時前。
(ちなみに始業は9時)。それまでに掃除したり、クロージングの練習したり、
朝礼したりしていました。(合計2時間)

なぜ、わざわざこんな関係のない会社の話をしたかというと、
学校はこれに近いものがあります。

現在、学校での時間外労働問題が巷をにぎわせています。

これは私がいた学校の例ですが、
始業時間は8時10分
これは、児童が登校する時間です。

当然ですが、児童が来る前に教室にいなければいけません。
(少なくとも学校にはいないといけません。)

授業の準備をすることもあります。
課外活動の担当の先生は、子どもが来る時間には来ています。
登校当番の時は、7時50分くらいには準備します。

と、もろもろのことを考えると、
30分前くらいに来るのが妥当です。

とすると7時40分

さらに、新人や若手はもっと早く来ましょう的な雰囲気を醸し出す学校もあります。
校長が来る前には来ていましょうという風潮の学校もあります。

新人は、お湯を沸かせだの、花壇の水やりしろだの、朝学習のプリントを学年分印刷しろだの、
今だと『パワハラ認定!』みたいなことがあります。

さらに、給食の牛乳業者が朝早いため、学校のカギを開ける当番なんかもある学校もあります。
その際は6時です!!!

あれ???
とんでもなくブラックだと思っていた会社と変わらないじゃん!!!

ということに気が付きました。

ちなみに、今日のテーマは「早起き」

今回はこれらの内容の是非を問いたいわけではありません。

もちろん、こういうことについては、改善が必要なものもあるでしょう。
ただ、公立学校一律で変更できるものではないので、
どうしても、地域単位、学校単位になります。

ただ、どちらにしても、

学校は朝が早いのです!!!

間違っても午後出勤とかないし、改善したとしても8時には到着必須です。

つまり、

早起きが苦手だという人は、学校での勤務はとても苦痛になります。

そうすると、必ずこう反論が返ってきます。

「早起きなどは習慣なので、慣れの問題です。」

確かに、毎日10時に寝て4時に起きるという生活をしていたら、
体が慣れてくることもあるでしょう。
でも、実は体内時計や睡眠時間は個人差があるという研究結果があります。

そもそも、10時に寝るなんて生活できないし、
体の慣れは若い時の方が断然早いし、
ほっとくと私のように遅寝遅起きになってしまう人は、
その体内時間調整だけでもかなりの時間と労力を要します。
どうも、(後天的にですが)早起きに向かない体質のようです。

こんな私でも、朝5時半に起きるという習慣はつきましたが、
万年寝不足。
どこでも寝れる特技を身に付けることになりました。

体調を崩して休職したときも、最初におかしくなったのは、
起きられなくなることでした。

話を戻ります。

体質云々はおいといて、
どちらにしても、教師であれば、

「早起き」が特技

でないといつか体を壊します。

習慣化には最低3か月必要だと言われています。

自分が何時に起きて、何時に寝るのが一番ベストなのか?
何時間くらい寝ると、頭が冴えるのか?

ということを把握しておくことが大事です。
よく、3時間睡眠で大丈夫とか、
5時間で頭が冴えるとか、
ありますが、万人に当てはまるわけではないことは知っておいてください。

さらに、快眠に関する情報がぜひ押さえておきたいものです。

以前同僚の先生が、
「マットレスと変えたら寝起きがいい」
とおっしゃっていました。

これも個人差がありますが、
睡眠の質を上げることは、体を作ることにもなります。

是非こだわってみてください。

教師だけでなく、早起きは三文の徳というように、
それなりにいいことはあります。

私たちの生活サイクルは、午前中よりも午後の方が長くなることが多いです。
そのサイクルと少しずらして、午前中に動かすと
仕事の効率が良くなることがあります。

現在主婦としての時間の使い方が多い私も、
朝早く起きて洗濯しちゃったりすると、
他の仕事が片付く率が上がります。

午前中に1本記事を書くと、午後の効率が良くなったりもします。

自分の心地よい時間とその時間の使い方を知っておくことで、
体調の変化や、疲労の具合などにも気づきやすくなり、
リカバリーがしやすくなります。

ちょっと頑張るけど無理はしない

大事ですね。

早起きが苦手な春名が言うとあまり説得力のない話でした。

あなたの教員人生を、応援しています。

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