子どもに必要な「生きる力」とは

教育全般

こんにちは。春名佑紀です。

しばらく体調がすぐれない日が続き、ブログの更新が滞ってしまいました。
私は文章を書くのが好きですが、気分によってムラが出てしまうのがたまにキズですね。

今日のテーマは

「これからの子どもに必要な力とは?」

 

私の人生のテーマの1つといっても過言ではないテーマ

私が教育でこれから生きていきたいという思いがあるので、
このテーマは常に考えていきたいし、
時代や社会の動きに合わせて、自分の考えやそのための手立てを
都度にブラッシュアップをかけていきたいものであります。

この内容についてのキーワードとなるのが、

「生きる力」

かなと思っています。

この「生きる力」というのが初めて登場するのが
平成8年(1996年)の中教審答申の時。
当時は、ゆとり教育と呼ばれた学習指導要領下で新しい試みがされていた時期でした。

「生きる力」とは
「確かな学力」「豊かな心」「健康・体力」という3つ分野に分けて、
それぞれを身に付けることで、流れが加速する社会の変化に対応できるような
子どもたちの育成を目標としてものです。

この旗印のもと、
確かな学力のために、一度減った授業時間は増えて、
豊かな心の育成のために、道徳教育が強化され、
健やかな体、健康のために、生涯スポーツの観点から、
体つくり運動やダンスなどの内容が取り入れられて、
非常に盛沢山な学習指導要領が出来上がっていきました。

あれから20年以上が経ち、実際に子どもたちに「生きる力」は育まれたのでしょうか?

 

最新の学習指導要領では、
外国語(英語)が追加され、
道徳は評価をすることになり、
プログラミングが加わり、
主体的・対話的な深い学びって変な文言が追加され、

「生きる力」はどこぞ????

という状態になっているわけです。

確かに、この20年を切り取っても、社会の変化はめまぐるしく、
まさか、小学生がなりたい職業に「YouTuber」が登場するなど、
誰も想像できなかったでしょう。

ましてや10歳の子どもが、世界に向けて
「学校に行かなくていいよ」
と呼びかける、
私の想像ははるかに超えてきている現状です。

ある意味、社会の流れに合わせて様々な価値観が受け入れられようとしている兆しなのかもしれませんが、これが教育の賜物か言われればいささか疑問です。
むしろ、学校教育から外れたところで、飛び出てきた動きにも見えます。

時代の最先端なのか、ただの異端なのか今はわかりませんが、
きっとこれからはもっと様々な「新しいもの」が飛び出してくると思うのです。

そこで、話を戻しますが、これからの時代に本当に必要

「生きる力」

ってなんだろうと思うのです。

文科省がいうようなものももちろん必要ですが、
はっきり言って具体性に欠けます。

そこで春名が考える
「生きる力」について考えていこうと思います。

軸として、
「確かな学力」
「豊かな心(人間性)」
「健康・体力」
のそれぞれの内容に加えて、具体的に身に付けるべき力を定義していきたいと思います。

あくまでも春名個人の意見なので、多くの方のお考えもあると思います。
ぜひ読んだご感想などをお聞かせいただきながら、
これからの学校が取り組むべき教育について議論ができたらと思っています。

第1弾は「確かな学力」

学力とは何かということから、
学校教育で身に付けさせるべき「学力」について考えていきたいと思います。

 

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